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22.10.28

オズボーンのチェックリストとは?アイディアが思いつかない人におすすめな方法を解説!

 

新たな課題に直面した時、解決のためのアイディアを求められることがあります。

「なにかいいアイディアはないのか」と自分の中で考えを巡らせることがありますが、なかなか解決の糸口となるアイディアに辿り着くのは難しいものですね。そんな時にアイディアを模索する方法としておすすめなのが「オズボーンのチェックリスト」当てはめて考えてみることです。

この記事では、「オズボーンのチェックリストとは」「チェックリストの9項目」をわかりやすく解説していきます。

オズボーンのチェックリストとは

アイディアが出てこないけど、どうしても捻り出さなきゃいけない。そんな時に活用されるのが「オズボーンのチェックリスト」です。この「オズボーンのチェックリスト」は、1950年代にアメリカの実業家、A.F.オズボーン氏によって考案されたアイディア発想のための着眼点となるチェックリストです。

A.F.オズボーン氏は他にも集団で意見を出し合うことで新たなアイディアを生み出す「ブレインストーミング」を生み出した方でもあります。

チェックリストの9個の項目

「オズボーンのチェックリスト」9つのチェック項目から検討し、新しいアイディアを生み出すことを目標としています。9つのチェック項目とは、それぞれ「転用」「応用」「変更」「拡大」「縮小」「代用」「再配置」「逆転」「結合」となっており、製品などの現在の資源を当てはめて検討していくものとなります。

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

転用(Put to other uses)

転用は、「使い道はないか?」を検討する項目です。

今ある製品を「そのままの状態で別の使い道があるか」「改良することで新たな使い道が見つかるか」を考え、製品の可能性の幅を広げるためのアイディアを模索してきます。

今活用している分野や領域に限らず、視野を広げることで活躍できる場所を見つけることができるかもしれません。

 

応用(Adapt)

応用は、「他からアイディアが借りられないか?」を検討する項目です。

今ある製品を「他に似たものがないか」「何か真似できるものはないか」と現状のみに限らず、過去の製品も含めて取り入れられるアイディアを模索していきます。

参考になる製品からアイディアを取り入れることで、製品の質を上げることができるかもしれません。

 

変更(Modify)

変更は、「変えてみたらどうか?」を検討する項目です。

今ある製品を「意味や色、においなど変えることができないか」「表示方法を変えることでわかりやすくならないか」要素に変更を加えるためのアイディアを模索していきます。

ほんの少しの変更を加えることで、製品として全く違う輝きを放つようになるかもしれません。

 

拡大(Magnify)

拡大は、「大きくしてみたらどうか?」を検討する項目です。

今ある製品を「サイズを大きくしてみたらどうか」「高さを持たせたり、長くしてみたらどうか」といった見た目のサイズ感の調整をしてみたり、「長時間かどうしたらどうか」といった、時間や頻度の増やしてみたりととにかく拡大していくようなアイディアを模索していきます。

大きくすることで違った用途や人気が出始めるかもしれません。

 

縮小(Minify)

縮小は、「小さくしてみたらどうか?」を検討する項目です。

拡大とは逆に、今ある製品を「小さくしてみたらどうか」「量をへらすことができないか」といった、より少ない単位に縮小していくようなアイディアを模索していきます。

普段は大きくて使い勝手の悪い製品は、縮小することで一般化し、人気のある製品になるかもしれません。

 

代用(Subsitute)

代用は、「他のものは代用できないか?」を検討する項目です。

今ある製品を「他のもので代用できないか」「別の方法で対応できないのか」など、何か別のもので代用するアイディアを模索していきます。

固定概念に縛られていたものが別のものに代用されることで、より楽に進められるようになるっかもしれません。

 

置換(Rearrange)

置換は、「入れ替えてみたらどうか?」を検討する項目です。

今ある製品を「要素を変えたらどうなるか」「他のレイアウトにしてみたらどうなるか」といった、あるパターンとあるパターンを置き換えることで新たなアイディアを模索していきます。

そもそも前提としているものを疑い、別のパターンと置換することで新たな道が見えてくるかもしれません。

 

逆転(Reverse)

逆転は、「逆にしてみたらどうか?」を検討する項目です。

今ある製品を「反対にしてみたらどうか」「順序を逆にしてみたらどうか」といった逆転の発想を巡らせることで新たなアイディアを模索していきます。

まっすぐ一つの方向性で検討されていたものが意外と逆転の発想を取り入れてみることで、思いもしない素晴らしい結果を生み出すことになるかもしれません。

 

結合(Combine)

結合は、「組み合わせてみたらどうか?」を検討する項目です。

今ある製品を「作業工程を組み合わせたらどうか」「2つのアイディアを組み合わせたらどうか」といった、複数のものを組み合わせることで新たなアイディアを模索していきます。

一つ一つのものだけでは効率が悪い場合でも組み合わせることで効率的になり、より高い効果を澄み出すことになるかもしれません。

 

固定概念にとらわれず、多様な視点で新たな結果に

ここまで「オズボーンのチェックリスト」の9つの項目について紹介してきました。

製品に限らず、普段の生活から人間関係にも応用がききそうな内容となっていましたね。どんな事象にも一方向から見るのではなく、多様な視点から考え検討することで新たなアイディアが生まれるようになります。

多様な視点から検討することを身につけ、より高い成果を生み出せるように取り組んでみましょう。

基礎用語集解説

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