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22.05.06

SWOT分析って何?意味を理解して、現状の課題を見つけよう。

「企業の事業計画を作成したい…。」「企業のマーケティング戦略方針を定めたい…。」

そんな時、現在の企業の状態や企業が持つ特徴、競合企業と比較した立ち位置などを正しく理解しておくことはとても重要です。その分析を行うにあたって、よく使用されるフレームワークがSWOT分析です。

今回は、「SWOT分析とは何か」「SWOT分析を行う目的」「SWOT分析の方法や検討方法」について解説していきます。

 

SWOT分析って何?

SWOT分析とは、企業の現在の状態を分析する際に使用するビジネスフレームワークのひとつです。

「S・W・O・T」とは、強み(Strength)弱み(Weekness)機会(Opprtunity)脅威(Threat)の4つのカテゴリーの頭文字を取ったもので、以下の図のように「内部環境と外部環境」に分けられたものをさらに「プラス要因とマイナス要因」に分けた4領域から成り立ちます。

この4領域に企業の特徴や強み、弱みをそれぞれ分類し、分析を行います。

SWOT分析の目的

SWOT分析は、以下のような目的を解決するためにとても有効なフレームワークです。

・企業の現在の課題や将来的な課題を明確化することで、組織目標を決定する
・競合の他社と比較した自社の立ち位置や自社の特徴を明確化し、事業戦略方針を決定する
・市場機会を発見することでマーケティング施策を決定する
・単純に現状の企業の状態を分析する

SWOT分析は、さまざまな業種の企業において有効です。

何を目的とするかはその企業や組織によって変わりますが、うまく活用することで企業運営においてより高い効果を発揮することができます。

内部環境と外部環境の2つの視点から分析

SWOT分析を行うにはまず、自社の現状を「内部環境」と「外部環境」の2つに分類します。

それぞれどのようなものが該当するのかは、以下に例として挙げています。

内部環境から分析(強みと弱み)

内部環境とは、自社が持っている資産や商品、ブランド力など、ある程度自社がコントロール可能な環境要因を指します。

このプラス要因は「強み」、マイナス要因は「弱み」となります。

・会社の立地
・社員
・商品
・ブランド力
・有する技術力やノウハウ
・特許
・人脈

外部環境から分析(機会と脅威)

外部環境とは、市場の動向や競合他社といった、自社ではコントロール不可能な環境要因を指します。

このプラス要因は「機会」、マイナス要因は「脅威」となります。

・景気状況
・社会情勢
・政治の動向
・競合他社
・市場の動向
・ユーザーのニーズ
・法律

2つの項目の掛け合わせで対応策を検討する

先ほど強み(Strength)、弱み(Weekness)、機会(Opprtunity)、脅威(Threat)の4つに分類したものを掛け合わせることを「クロスSWOT分析」と言います。これにより、企業がどのような対応策を取るべきかを検討します。

以下の図で表されるように、SWOT分析の「S・W・O・T」をそれぞれ掛け合わせ、導き出される4つのエリアに応じて選択すべき戦略が明確になります。

図と用語の説明だけではうまくイメージすることができないかもしれません。クロスSWOT分析で導き出される4つのパターンの具体的な例と、とるべき戦略の例について見てみましょう。

強み(Strength)と機会(Opprtunity)

「積極的戦略」

自社の強みである部分と、外部環境の良い機会が重なるため、強みをさらに伸ばすよう積極的な施策を進めるべき。

  • 強み … 自社の商品○○は既に市場で知名度があり、高いブランド力が強み
  • 機会 … 景気が回復し、経済が活発になっている

とるべき戦略 → 消費者の購買欲が高まっているこの機会に、既に高い知名度のある自社製品を積極的に販売していく。

弱み(Weekness)と機会(Opprtunity)

「弱点強化戦略」

外部環境の良い機会が来ている状況のため、その機会を活かすために自社の弱みを改善する施策を進めるべき。

  • 弱み … 都心へのアクセスが非常に悪く、会社の立地が弱み
  • 機会 … SNSが普及し、年々SNS利用者が増えている

とるべき戦略 → 今まで立地の悪さから消費者に商品を認知してもらう機会が少なかったが、SNSユーザーが増加しているこの機会を利用し認知度を上げる。

強み(Strength)と脅威(Threat)

「差別化戦略」

自社の強みを活かして他社への差別化を行うことで、外部環境の脅威を切り抜ける施策を進めるべき。

  • 強み … 自社の有する技術力やノウハウが強み
  • 脅威 … 競合他社の商品がヒットし、自社の売上が落ちている

とるべき戦略 → 強みである技術力やノウハウを活かし、競合他社が展開する製品と差別化した新しい製品の開発を行う。

弱み(Weekness)と脅威(Threat)

「脅威回避戦略」

自社の弱みである部分に外部環境の脅威が重なってしまう状況のため、最悪の事態を回避する施策を進めるべき。

  • 弱み … 自社で展開する商品のコストが高い点が弱み
  • 脅威 … 社会情勢の影響で、仕入れ値が高騰している

とるべき戦略 → 既に懸念点であった仕入れコストがさらに上がってしまうという状態で、経営状態の悪化を回避するため、仕入れ先の選定を慎重に行いコストを下げる施策を講じる。

SWOT分析で自社の特徴を捉えて改善していこう

効果的な戦略を行うための方針を定めたり、事業の計画を立てるためには、企業の現在の状況を客観的に分析し、正しく理解することが重要です。つまり、企業の状態を把握することができるSWOT分析はとても有用なフレームワークであると言えます。

SWOT分析で自社の特徴と課題を捉え、場合によってはクロスSWOT分析を行い適切な戦略を明確にすることで、より具体的な施策に繋げることが可能です。

SWOT分析は提唱から50年以上経っており、古いフレームワークではありますが、企業の分析から、戦略にまで落とし込むことができる有効な手法であり、現在でもよく利用されています。

正しくSWOT分析を活用し、より効果的な企業運営を目指しましょう。

基礎用語集

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