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22.05.27

なぜスマホアプリを作るのか?必要性をメリットとデメリットから考える!

みなさんはスマートフォンに何種類のスマホアプリを入れていますか?スマートフォンを開いた時、1画面に収まり切らないほどアプリのアイコンが並んでいる方も少なくないはずです。

スマートフォンユーザーにとって、スマホアプリの使用は欠かせません。

アプリストアには毎日多くのスマホアプリが新しく追加され、スマートフォンユーザーは公開されている多くのスマホアプリを自由にインストールして使うことができます。SNSアプリ、ショッピングアプリ、ゲームアプリ、メモアプリ、お店のクーポンや情報を受け取ることのできる会員証アプリなど、多種多様なスマホアプリが日々作成されているのです。

このように普段何気なく使っているスマホアプリですが、一体なぜどの企業もスマホアプリを作るのでしょうか。

今回は、なぜ多くのスマホアプリが作られるのかを、スマホアプリが普及した背景やメリットを踏まえて解説していきます。

 

スマホアプリとは?

まずは「アプリ」にはどのようなものがあるか、またその特徴を見ていきましょう。アプリは大きく以下の3つに分けられます。

アプリの種類 どんなアプリか
Webアプリケーション ブラウザ上で動作するアプリケーション
ネイティブアプリケーション 端末(スマホなど)にインストールして使用するアプリケーション
ハイブリッドアプリケーション Webアプリケーションとネイティブアプリケーションを組み合わせたもの

このうちスマホアプリと呼ばれるものは、「ネイティブアプリケーション」「ハイブリッドアプリケーション」であり、スマートフォンで使用することを想定して開発されたアプリケーションのことを総称します。

iOSのスマートフォンの場合はAppStore、Androidのスマートフォンの場合はGooglePlayStoreからインストールすることが一般的です。

 

なぜどの企業もスマホアプリを作るのか

みなさんがよく耳にする有名なお店やサービスなどには、基本的にスマホアプリが存在しているはずです。なぜここまで多くの企業がスマホアプリを作るのでしょうか。

一つの理由として、スマートフォン普及率の増加があります。

下のグラフは、2020年までの情報通信機器の世帯保有率を現したグラフです。

図:情報通信機器の世帯保有率の推移
出典:令和3年版情報通信白書(総務省)

このグラフからわかるように、2010年時点では10%程度だったスマートフォンの保有率が、2020年には90%近くまで大幅に増加しています。よって、スマホアプリを利用可能な人の割合が年々増加しているのです。

もう一つの理由として、ブラウザでのコンテンツの利用と比べて利便性が高いことが挙げられます。

わざわざ検索してアクセスする必要はなく、アプリのアイコンを押すだけで目的のコンテンツを利用することができます。また、通信量も軽く、アプリインストール時点で既にスマートフォンにダウンロードされているデータをアプリ内の表示に使用するため通信量が抑えられ、動作も早いという特徴があります。

「スマートフォンユーザーの増加」「利便性の良さ」により、スマホアプリを利用する人が増加していることが、企業がスマホアプリを作る理由のひとつなのです。

スマホアプリを作成するメリットとデメリット

ここではスマホアプリを作成するにあたって考えうるメリットとデメリットをそれぞれ3つずつ紹介していきます。

スマホアプリを作成するメリット

スマホアプリを作成するメリットは大きく3つあります。

・ユーザーへのアプローチが容易
・エンゲージメントを高めやすい
・アイコンがユーザーの目につきやすい

 

ユーザーへのアプローチが容易

PUSH通知による情報発信などが可能なため、ユーザーの目につく形でアプローチすることが可能です。

キャンペーンの告知やクーポンの配布などを任意のタイミングで通知でき、PUSH通知をタップするだけでアプリ内の該当のコンテンツを表示するよう誘導することも可能です。よって、メールボックスに埋もれてしまい受信したことに気が付きにくいメルマガなどと比較しても、ユーザーに対するアプローチとしては有効です。

PUSH通知についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
PUSH通知とは?ユーザーの気を引く機能の説明とメリットを解説!

 

エンゲージメントを高めやすい

エンゲージメントとは、ユーザーからのサービス提供企業に対する愛着・信頼の度合いのことを指します。

スマホアプリはユーザーに使用感の面で満足感を感じてもらいやすい傾向にあり、さらにアプリ限定のクーポン発行やアプリ内機能の充実などにより、ユーザーの満足度を高める施策を講じやすいという点で、ユーザーに愛着を持ってもらいやすいのです。

また、ユーザーエンゲージメントという言葉も存在し、こちらはアプリインストールユーザーがそのアプリをどの程度繰り返し使用してくれているのかを指します。よって、スマホアプリの運営ユーザーエンゲージメントを高めることが目標となっていきます。

 

アイコンがユーザーの目につきやすい

スマートフォンのホームにアプリのアイコンがあると、常にユーザーの目に付きやすく起動が容易であることが特徴です。

Webブラウザで検索してサイトを表示することに比べても、スマホアプリの起動のしやすさはコンテンツへのアクセス数に大きな影響を与えます。

また、アプリのアイコンを目にする機会が増加することで、そのサービスや企業のロゴなどに対しての認知度や親近感が増す傾向にあります。アプリアイコンはアプリインストール率も左右する大事な要素であるため、ユーザーに与えるイメージやデザイン性などをよく考え作成することが重要です。

スマホアプリを作成するデメリット

スマホアプリを作成するデメリットは大きく3つあります。

・アプリ作成にはコストがかかる
・「アプリをインストールしてもらう」というハードルがある
・最新情報が反映されにくい

 

アプリ作成にはコストがかかる

WebサイトとはWebブラウザで閲覧するサイトのことであり、多くのサービスWebブラウザスマホアプリの両方を公開されていることが多くあります。開発にかかるコストはスマホアプリの方が高い傾向にあるため、Webサイトと比較し、スマホアプリであることのメリットと目的をしっかり定めた上で作成することが重要です。

また、冒頭の「スマホアプリとは?」で紹介したハイブリッドアプリケーションは、従来のスマホアプリであるネイティブアプリケーションよりも開発コストを抑えられることもあるため、こちらとの比較検討も有効です。

 

「アプリをインストールしてもらう」というハードルがある

スマートフォンの容量やインストールの手間など、スマホアプリをユーザーにインストールしてもらうにはいくつかのハードルが存在します。そのため、ユーザーには「それでもインストールしたい」と思わせるような施策を講じることが必要となります。例えば、アプリ限定のクーポンや特典、お得な情報の提供などを行うことも効果的です。

また、インストールの手間を解消するため、QRコード読み取りからのアプリインストールの誘導や、会員登録の工程をスムーズに行えるよう手順をわかりやすくするなども有効な対策といえるでしょう。

 

最新情報が反映されにくい

Webサイトは、サイト運営側が最新の状態をサーバーにアップロードすることで、ユーザー側にも最新情報が表示される仕組みとなっています。

それに対し、スマホアプリの場合はアプリ運営側が最新状態にアップデートをしたとしても、ユーザー側でもアプリ自体をアップデートをしない限り最新の状態を表示できないという特徴があります。つまり、最新情報をアプリに表示するまでにユーザー側のアクションが必要になるのです。

スマホアプリを作成し、効果的に運用しよう!

スマホアプリの導入には、運用する企業側にも使用するユーザー側にも双方にメリットがあります。スマートフォンユーザーが増加している現在、アプリを作成することは、よりユーザーにサービス、さらに企業自体を好きになってもらうという面でとても有効です。

しかし、一度インストールしてもらえたとしても、PUSH通知が多すぎたりそのアプリで魅力的なコンテンツが提供できなければ、ユーザーにアンインストールされてしまう可能性があります。スマホアプリは作成するだけではなく運用方法に注意し、継続的に力を入れることが必要なのです。

メリット・デメリットを理解し、より効果的にスマホアプリを運用しましょう。

 

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